ドクターヘリ連絡調整協議会

協議会の概要

近年、ドクターヘリの全国配備が急速に進展しており、基地病院、運航会社も増加していますが、これまで各ドクターヘリ基地病院および関係諸団体を包括する全国組織はありませんでした。
そこで日本航空医療学会はこれまで活動していたドクターヘリ基地病院連絡協議会を発展的に解消し、あらたに全国のドクターヘリ運航基地病院および関係諸団体(認定NPO法人ヘムネット(HEM-Net)、民間運航会社、日本航空医療学会)からなる「ドクターヘリ連絡調整協議会(以下協議会)」を設置して、ドクターヘリ運航の円滑化を支援することになりました。
2012年11月9日に第一回協議会総会を開催、協議会の設置、会則および会則に定めるドクターヘリ連絡調整委員会の設置が承認されました。
連絡調整協議会は、学会が開催されるときに、年1回開催されますが、関係団体、基地病院の委員によって組織された委員会は、必要に応じて開催され、検討結果は、協議会に報告されます。

協議会・委員会会則

ドクターヘリ連絡調整協議会会則

第1章 総則

第1条(名称)

本会はドクターヘリ連絡調整協議会(以下、「協議会」という)と称し、日本航空医療学会に置く。

第2条(目的)

協議会は、ドクターヘリ運航の円滑化を図るため、ドクターヘリの全国規模での運航調整等ドクターヘリの運航に伴う諸問題を協議し、以って、わが国の救急医療、災害医療、僻地・離島医療等の発展、充実に寄与することを目的とする。

第3条(構成員)

協議会は、ドクターヘリ運航基地病院、日本航空医療学会、認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク(以下、「HEM-Net」という。)及び(社)全国航空事業連合会ヘリコプター部会ドクターヘリ分科会構成運航会社をもって構成する。

第4条(協議事項)

協議会は以下の事項について協議するものとする。

一.大災害等ドクターヘリの全国規模の対応が必要な状況が発生した場合のドクターヘリの運航調整のあり方に関すること。

二.現に前号に規定する状況が発生している場合のドクターヘリ運航の円滑化に資する支援策に関すること。

三.隣接道府県を越えてのドクターヘリ運航の円滑化に資する支援策に関すること。

四.その他ドクターヘリの運航に問題が生じた場合の解決策等、ドクターヘ運航の円滑化に資する支援策に関すること。

第5条(事務所)

協議会の事務所は、日本航空医療学会事務所に置く。

〒164-0001東京都中野区中野2-2-3へるす出版事業部内
ドクターヘリ連絡調整協議会
Tel:03-3384-8042
Fax: 03-3380-8627
E-mail:jsas@herusu-shuppan.co.jp

第2章 会員

第6条(入会)

第3条に規定する構成員であって協議会に入会しようとする者は、入会申込書を本会事務所に提出することにより、会員となる。

第7条 (資格の喪失)

会員が次の項目に該当する場合は、その資格を喪失する。

一.退会の申し出

二.協議会の名誉を著しく傷つけたとき

第3章 役員

第8条(役員)

協議会に次の役員を置く。

会 長:1名

副会長:2名

2.会長は日本航空医療学会理事長がこれに当たり、副会長は会長が指名する。

3.会長、副会長の任期は3年とするが、2期を超えてはならない。

第4章 委員会

第9条(委員会)

協議会は、第4条に規定する協議事項について審議を深めるため、委員会を設置することができる。委員会に関する事項は別に定める。

第5章 総会等

第10条(総会)

協議会総会は原則として日本航空医療学会総会・学術集会開催期間中に会長が招集するが、委員会の決定により必要が生じた場合は、臨時に招集することができる。

第11条(議事録)

会長は総会の議事録を作成し、会長が指名した出席者2名の署名の後、事務所に保管するものとする。

第6章 補則

第12条(会則の変更)

本会則は、総会出席者の半数以上の賛成によって変更することができる。

付 則

1.本会則は平成24年11月8日より施行する。

2.本会則の施行と同時に、これまでのドクターヘリ基地病院連絡協議会は発展的に解消し、ドクターヘリ連絡調整協議会となる。

ドクターヘリ連絡調整委員会会則

第1条(目的)

本会則はドクターヘリ連絡調整協議会会則(以下、「協議会会則」という。)第9条の規定に基づき制定し、ドクターヘリ連絡調整委員会(以下、「委員会」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。

第2条(委員会の委員等)

1.委員会の委員

委員会の委員は、協議会会則第3条に規定する構成員から推薦を受けた代表者若干名及びヘリコプターに関する学識経験者若干名を以って当てる。本委員会には必要に応じてオブザーバーを参加させることができる。

2.委員長

委員会に協議により委員長及び委員長代理を置き、委員長は原則として、日本航空医療学会担当理事がこれに当たる。委員長は必要に応じて委員会を招集する。委員長は協議会会則第4条に規定する協議事項について審議した結果をドクターヘリ連絡調整協議会総会に報告するものとする。

3.任期

委員長及び委員長代理の任期は3年とするが、委員長は2期を超えてはならない。委員の任期は3年とするが、退任を妨げない。後任の委員の任期は、前任者の残任期間とする。

3.議事録

委員長は議事録を作成し、会長が指名した出席者2名の署名の後、事務所に保管するものとする。

第3条(会則の変更)

会則は、委員の半数以上の賛成によって変更することができる。

付 則

1.本会則は平成24年11月8日より施行する。

2.本会則の施行と同時に、これまでの日本航空医療学会ドクターヘリ基地病院連絡委員会は発展的に解消し、ドクターヘリ連絡調整委員会となる。

協議会への入会について

※ご記入後 E-mailまたはFaxにて事務局までご送付ください。

ドクターヘリ連絡調整協議会入会申込書(基地病院)[Wordファイル/41KB]

ドクターヘリ連絡調整協議会入会申込書(運航会社)[Wordファイル/41KB]